子育てし大県“さが”

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パートナーをイクメンに!応用編

パートナーヲイクメンニ!オウヨウヘン

コラム

2017年11月30日

前回の基本編に続き、今回は応用編です。まずは3つの手段から。

その(1)「パートナーに育児家事グッズを選んでもらう」

パートナーが趣味など新しいことを始めるとき、まずは服装や道具を揃えようとしませんか?男は形から入る人が多く、育児家事グッズを選んでもらうと自分ごとに考えるようになります。特に最新型は新しい機能がついていたり、スペックが従来のものより高かったりと、より男ゴコロをくすぐります。どうせ使わない機能でしょ!と言いたくなるとこは我慢我慢。

その(2)「プライドを逆手に取る」

過去のコラム(5回目)にも書きましたが、男性はプライドの生き物です。力仕事、器用さが求められるもの、IT系など、夫の得意分野を分析して、その分野を頼るようにしましょう。また、共に家事を行う場合は会話も重要です。仕事中心のパートナーであれば、話題のニュース・情報も豊富かもしれません。話を振って気分良くしゃべってもらいながら家事を行うのも、今後、自発的に行うようになるポイントです。

その(3)「明確に伝える」

男性は察することが苦手です。できる限り、やってほしいことは明確に伝えましょう。同じく記念日などのプレゼントも、具体的に伝えるといいかもしれません。もちろん気持ちは大事ですが、お互いにとってベストな選択ができるのではないでしょうか。サプライズを準備する時間があるなら、早く帰ってきてほしいですしね。
そして、もう一つ大事なのは、身体のこと。特に生理期間やその前後の痛みや気分の上下など、体調の変化に関して理解できていない男性がほとんどです。人によるかもしれませんが、「しんどくなる」「どうしようもなくイライラする」期間があるということを伝えておくと、サポートの必要性をわかってもらえたり、無駄なケンカを避けることができるようになりますよ。


イラスト 今村 有里

森島 孝
2児の父親。NPO法人ファザーリング・ジャパン九州理事、NPO法人ママワーク研究所理事。男性の育児・家事参画サポートや、育児期女性の緩やかな社会復帰推進に寄与する事業に携わる。
・NPO法人ファザーリング・ジャパン九州 http://fjq.jp/
・NPO法人ママワーク研究所 http://www.mamawork.net/

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