子育てし大県“さが”

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「共感」して欲しいママと「問題解決」したいパパ

「キョウカン」シテホシイママト「モンダイカイケツ」シタイパパ

コラム

2017年7月10日

 「なんで妻の話は結論がなく、終わりがないんだろう?」これは世の男性たちがパートナーに対して疑問に思うことの一つです。女性の皆さんは、パートナーから話を途中で遮られたり、「それがどうしたの?」なんて言われた経験はありませんか?それは、女性はただ話を聞いて【共感】してほしい。と思うのに対して、男性は目的の無い会話が苦手で「こうすればいいのに」と【問題解決】をしたいからなのです。

 ある調査結果によると、一日に男性は八千語、女性は二万語を話すと言われています。仕事時間中にその八千語のほとんどを使い切ってしまう男性。仕事から帰宅後すぐなどに、苦手な目的の無い会話をされると、なかなかうまく対応できないことも多いもの。
 パパに話を聞いて欲しい時は、お互いのコミュニケーション傾向の違いを念頭に、会話を始める前に、単に話を聞いてもらいたいだけだ、ということを伝えたり、休日やリラックスしているタイミングを狙って話しかけるとよいかもしれません。


イラスト 今村 有里

森島 孝
2児の父親。NPO法人ファザーリング・ジャパン九州理事、NPO法人ママワーク研究所理事。男性の育児・家事参画サポートや、育児期女性の緩やかな社会復帰推進に寄与する事業に携わる。
・NPO法人ファザーリング・ジャパン九州 http://fjq.jp/
・NPO法人ママワーク研究所 http://www.mamawork.net/

 

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