男性育児参加入門
妊娠・出産は夫婦2人の関係にとって大きな転機です。子育てや家事をふたりで協力しあい夫婦の絆を深めるよい機会にしましょう。女性は妊娠期間を通じて、少しずつ親になっていきます。男性も出産や育児の知識を勉強しながら、親としての自覚を少しずつ育んでいきましょう。妊娠中はつわりがあったり、おなかが大きくなると腰痛などがおこります。また、出産に対する不安や悩みなどでさまざまなストレスで心が不安定になりがちです。こんなとき、一番そばにいる夫が相談にのり、やさしい言葉をかけることが重要です。また、家事もできること、得意なことから取り組んでみましょう。
新しいおむつを赤ちゃんのお尻に敷いて、汚れたおむつを開きます。
汚れをサッと拭いてから、足を引っぱらないように汚れたおむつを取ります。
おしり拭きでキレイにしたら、新しいおむつをはめます。このとき内側のギャザーをしっかり立てましょう。
おむつをおへそのうえまで引き上げ、左右のテープで均等にとめます。
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部屋は赤ちゃんが裸になっても寒くないような温度にしておきます。
服を脱がせて、発疹やかぶれなどはないか赤ちゃんを観察します。
着替えの衣類はあらかじめ重ねて袖を通し、おむつとセットで広げて用意しておくと着せるのが楽です。
ベビーバスに38~40℃のお湯を7分目ぐらいまでいれます。(湯温計を用意し、確認してから入れましょう。)
入浴は日中の温かい時間帯が最適です。
授乳後や空腹時は避けてください。
生後一ヶ月くらいまでは赤ちゃん専用のベビーバスで入れましょう。
入浴時間は3~5分程度にしましょう。
浴用タオルで赤ちゃんをくるみ、左手で耳を押さえて頭を支えてお湯に入れます。
洗面器のお湯でガーゼを濡らし、顔を拭きます。
ガーゼで頭をぬらしてから石鹸をつけて洗います。
ガーゼを濡らして石鹸分を洗い流します。
上記の要領で首、脇の下、指のまた、お腹、足を洗います。(特にくびれた部分は丁寧に洗います。)
左手で赤ちゃんの首を支え、静かにひっくり返し背中とお尻を洗って上がり湯をかけます。
バスタオルで丁寧に拭いて、綿棒で鼻と耳を掃除します。
赤ちゃんを膝の上に抱いて、腕で首を支えるようにします。
赤ちゃんがほ乳びんに吸い付いたら、ほ乳びんの底を持ち上げ、赤ちゃんが空気が吸い込まないように気をつけてください。
飲ませた後は、赤ちゃんの胃が肩にくるように高く抱き、背中を軽くさするか、たたいてげっぷを出します。
寝かせる時は横向きにします。
子育てにかける時間はどのくらい?
6歳未満の子供を持つ共働き世帯における育児時間を男女で比較すると、以前として女性のほうが長い現状です。
(出典:総務省統計局「社会生活基本調査」平成23年)
育児休業はどれくらい?
労働者は、申し出ることにより、子が1歳に達するまでの間、育児休業をすることができます(一定の範囲の期間雇用者も対象となります)。
一定の場合、子が1歳6か月に達するまでの間、育児休業をすることができます。
(育児休業の申出書は緊急の場合を除き、1ヶ月前までに事業所へ提出してください。)