こどもの安全安心
家の中
浴槽
溺水の原因となる場所で一番多いのは浴室です。
- 浴槽には残り湯をためないようにしましょう。
- 浴槽のふたにのって遊んでいるうちに転落し、やけどや溺水する可能性があります。できれば浴室のドアには鍵をかけたいものです。
台所
台所には火やお湯、包丁など危険なものがいっぱいです。
- 熱湯の入ったポットや熱いお茶などはこどもの手が届かないところに置きましょう。
- 包丁なども安全な所に保管してください。また、使用中もこどもの手の届かない所に置きましょう。
居間
テーブルや電化製品など、いろいろなものがあり、危険がいっぱいです。
- 誤飲を防ぐために薬やタバコ、ボタンや硬貨、ボタン電池などはこどもの手の届かないところに置きましょう。
(6~7か月の頃よりこどもは目に付くものは何でも口にいれます。) - テレビがテレビ台から落ちやすくなっていないか確認しましょう。
- 角の鋭いテーブルなどの家具はできるだけ避けるか、ぶつかっても大丈夫なような工夫をしましょう。
- はさみや、鉛筆など先のとがったものはこどもの手の届かないところに置きましょう。
- 扇風機やストーブには近づけないようにしましょう。
ベランダ・窓
転落したり、外に出ていく可能性があります。
- 窓はこどもが開けられないような構造にしましょう。
- 踏み台になるような箱やエアコンの室外機はありませんか?
- ベランダの柵と柵の間は広すぎませんか?
ドア
手などをはさむ原因となります。
- ドアが風などで勝手に閉まらないようにしましょう。
- ドアの開け閉めの際は、こどもがいないことを確認して行いましょう。
階段
転落などは大けがの原因となります。
- 1人で階段の上り下りがちゃんとできないうちは、階段に1人では入れないように柵をつけましょう。
- 滑り止めなどをつけて転倒しないようにします。
車の中
車内
- チャイルドシートは必ず装着しましょう。
- 車の中は真夏にはとても熱くなり危険です。
また、パワーウインドウの事故や連れ去り事件などの危険もありますので、短い時間でもこどもを車内に残してはいけません。
家の外で
- 正しい交通ルールを教えて実践しましょう。
- ブランコや滑り台など遊具の正しい使い方を教え、危険な遊びをしないよう教えましょう。(遊具の不具合を見つけたら管理者へ報告しましょう。)
- 川や池、崖などには決して近づかないように言い聞かせましょう。
- 知らない人について行かないよう教えましょう。
連れ去り事案などに巻き込まれないように対処法を学びましょう。
こどもの事故
こどもの死亡原因の一位は「不慮の事故」となっています。
こどもたちは予想外の行動をとることを頭に入れ、成長によって広がってくる行動範囲を常にチェックし、その時々に事故を防止する配慮が必要です。